《社会》[ 1544 ]2004年 6月 2日
三山完勝!改めてクローズアップされた辣腕ぶり
提供:夕刊フジ
打線の爆発で中日に逆転。首位攻防の第1ラウンドを制して連勝を「6」に伸ばした巨人。まさに破竹の勢いといったところだが、その一方で、グラウンド外のバトルでも“完勝”をおさめていた。
この日、清原の2000本安打へのカウントダウン以上に話題となっていたのが、巨人・三山球団代表Vsアサヒ芸能の場外バトルだ。発端となったのは、アサヒ芸能6月3日号に掲載された「清原 パチンコ関連会社『独断契約』で三山代表と罵倒(ばとう)大ゲンカ」との記事。清原がプロフェッショナル・マネジメント社(P・M社)とマネジメント契約を結んでいることに関して、昨オフの年俸更改時に、三山代表が清原選手にクレームをつけて恫喝(どうかつ)、大ゲンカに発展したという内容だ。
これに対して三山代表は「事実無根の捏造(ねつぞう)」として猛反発。遠征先の宮崎で担当記者を集めると「アサヒ芸能に対して厳重に抗議するとともに、謝罪と訂正を求める。法的手段も辞さない」と激怒してみせたのだ。
そもそも、三山代表は昨オフの契約更改の席に同席しておらず、清原とP・M社との契約についても口出ししたことはないという。この強気の抗議に対してアサヒ芸能側がどう出るかが注目されていたが、昨日発売された6月10日号では、なんと全面降伏。1ページの約3分の1のスペースを使い、780字にも及ぶ長文の「訂正・おわび」を掲載したのだ。それだけではない。新聞広告や中づり広告にも“「清原『独断契約』で三山代表と罵倒大ゲンカ」で訂正”の一文を入れるほどの念の入れよう。まさに、前代未聞のおわびとなったのだ。
「確かに記事は根拠の薄いものでしたが、週刊誌がここまで大々的におわびを掲載するのも珍しい。巨人サイドの抗議がよっぽど強硬だったということでしょう」と出版関係者は話す。アサヒ芸能の全面降伏ぶりも見事だが、それと同時に、改めてクローズアップされたのが、三山代表の辣腕(らつわん)ぶりだ。
昨年9月の代表就任時には「私は今までの代表とは違う。インテンショナルな(故意の)記事に対してはあらゆる手段を講じる」と宣言していたが、まさにその通りの強硬手段を取ったわけだ。
これ以前にも元木のトレードを報じた一部スポーツ紙に対して一時「取材拒否」を申し渡すなど、対マスコミ管理は万全といったところ。渡辺恒雄オーナーの懐刀といわれるだけあって、怒らせたらとてつもなくコワ〜イ存在なのだ。まさに“史上最強打線”ならぬ“史上最強代表”といったところ。この気迫が巨人ナインにも乗り移れば、独走Vも夢ではない?
http://www.p-landmark.com/news/1544.aspx