《組合・団体》[ 446 ]2003年 4月 14日
群馬県遊技業協同組合、防犯見直し徹底へ
提供:毎日新聞
埼玉県行田市の福川で、群馬県内のパチンコ店店員2人の他殺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、両県のパチンコ業界は警戒を強めている。業界団体は7日、加盟各店に文書を送付し、防犯体制の見直しと危機管理の徹底を呼びかけた。両県警の合同捜査本部は殺害された2人のパチンコ店を出てからの足取りなどの解明を急いでいる。
殺害されたのは、伊勢崎市の根本常久さん(47)と太田市の石橋真さん(25)。県遊技業協同組合(金山茂理事長)は7日、防犯対策の徹底を促す文書を加盟全277店に送付した。文書には「家族同然の従業員が傷つき、命を落とすことは何ごとにも堪え難い」と記した。
同組合は1月の伊勢崎市内のパチンコ店強盗事件を受け、各店から聞き取り調査などを行い、防犯対策の問題点を指摘し対策強化を呼びかけた直後だった。山村晃事務局長は「犯人は下見して店の内情を知ってる。個々の店が『自分の店や従業員は自分で守る』という防犯意識を高めないと」と危機感を強める。
埼玉県北のパチンコ店約180店舗が加盟する県北遊技業組合長会(朴仁作会長)も同日、同様の文書を全加盟店に送付。(1)全従業員と防犯会議を開き、防犯意識を高める(2)不審者情報を得られるよう地元住民と良好な関係を築く――など、項目は細部にわたる。「群馬は川を渡ってすぐ。同じ事件が起こらないとは思えない」と佐鳥繁二事務局長は警戒する。
全日本遊技事業協同組合連合会(山田茂則理事長)によると、昨年全国で起きたパチンコ店強盗事件は104件、うち埼玉県6件、群馬県2件。今年も被害が相次ぎ、山村事務局長は「従業員が少ない閉店後の事務所を狙う強盗が増えている。一人で帰らない、警備会社に警戒を頼むなどの対策が必要」と話している。
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